終る夏

 8月も残すところわずか数日。お盆を過ぎても蒸し暑い日々が続く。
今回は毛鉤で渓流に挑む。暑い暑いといいながらも自然界は秋を徐々に迎えようとしていた。現地の早朝の気温は16℃だ。車を降りるとさすがにTシャツ一枚では寒かった。
辺りにはススキも多く見られるようになっている。夏の終わりを肌で感じる朝だった。
魚の反応はどうか?朝イチにイケてるアマゴを難なくキャッチ。良い顔つきをしたアマゴだった。

今回は爆釣かと思ったのも束の間、後が続かない。魚の警戒心もかなりのものである。また毛鉤をよく見定めているようだ。反応はするも口をなかなか使ってもらえない。これがどうして?プレッシャー?時期?毛鉤が合ってない?ナチュラルに流れてない?などまだまだ経験の浅い自分には難しい1日になりました。

いろんな意味で夏の終わりを感じた。

苔むした渓に飴色のアマゴ。

今シーズンも残りひと月、秋を感じて少し淋しくなったよ。