夢のヨンマル
今シーズンも禁漁まで残すところあと1ヶ月。今回もアマゴ狙いで一人出掛けた。
先日見つけたアマゴが気になり、同ポイントからスタートした。
結果から言うと外れ。秋雨前線が続いていたため付き場が変わっていたのだろうか。状況が変われば当然パターンは変わる。そう甘くないのが自然を相手にする釣りといったところだろうか。
どこの川も増水気味が続いているようだったため、水位計をチェックし今回のベストであろうと思われる川に移動した。
結果から言うと当たりだった。尺上クラスのアマゴの反応がすこぶるよかった。何度かのチャンスをモノにできなかったが、何とか尺アマゴが釣れた。
しかし様子がおかしく感じた。よく見ると体にアユ釣りの仕掛けが絡まった状態で私のルアーにアタックしてきたのである。糸と針を取り除き、無事に川へ帰すことが出来たのだが、その逞しさや生命力の強さに色々なことを考えさせられた。
次のポイント・・・・。チェイスからバイトまですべて見ていた。どうやり取りしていたかはよく覚えていない。
もう説明のしようがない。おそらく一人川原で吠えていたであろう。
ついに夢のヨンマルとの出会いを果たした。
傷ついたアマゴを助けたからであろうか。神様はいるのかもしれない。
アマゴ42㎝